株式会社アイアセット

山口県下松市の不動産会社 株式会社アイアセットのブログです 。
ここ最近、巷でもAI の話をよく聞く様になりました。
仕事でChatGPT 使ってる人もいるかと思います。
私も使いますが、良いヒント程度にしか考えてませんが、なかなか良いツッコミもできますよ(笑)
このブログの写真も題名に関してどんなのを使おうかと考えますが、著作権 等の事が気になって、自分で撮影したものや会員制の写真共有サイトからダウンロードして使っています。
今日は、「建築途中の工事現場の絵」 とAIに描かせてみたところ、こんなの描いてきました。

この現場は、ヘルメット脱いで仕事やめて絵を描いてますね。
これは施主に怒られますよ。

もう一枚

これも、どうなんでしょうか。もう何も言いません。

伝えるって難しい ですね。

それでは、表題の話題に戻しましょう。
さて、新築住宅を建てられる方、リフォーム工事を依頼された方は、現場の工事状況 って気になりますよね。
信用してお任せされてるとは思いますが、大手の住宅メーカーだろうと小さな工務店だろうと現場で仕事してるのは人間 です。
全て機械が作ってる家って、まだ世の中に無いと思います(笑)
人間だから想いや仕事ぶり、そして性格が結果に出る んだと思います。
これって良い事の方が多いと思いますが、悪い事もあると思います。

本題に入る前にですね、まずは、ここを読む前に、先に以下のリンク先を読んでおいてください 。
ビルダーとデザイナー
↑ここをクリック。

以前のブログなんですが下請けとか直施工とかそんなお話でした。
ここから先は、戻って来てから読んでみてください。

会社一丸となって作っている家だから大丈夫なのでしょうか？

実は、私の自宅も、いわゆる「大手の住宅メーカー」の建物です。
その昔、学校を卒業して、その住宅メーカーの営業マンでしたから・・・
「その住宅メーカーの家しか建てない大工さん」に建ててもらいました。
建てたのは、もう・・・かれこれ20年以上前の昔の事です。

20年経って、確かにいろんなところにガタが出て来て、修理もしました。
例えば・・・
水栓金具のパッキンや壁紙の隙間、そして、水栓金具自体がダメになったり、トイレのタンクの不具合や洗浄便座などなど、設備面については結構修理しました 。
でも、家が傾いたり、雨が漏ったりなんてことは起こっていません。

その点では安心でした・・・ある箇所の床が膨らんでくるまでは・・・

数年前に発見したんですが、ある場所の床が膨らんできて、床が盛り上がってるんですね。
目視でも歩いてもわかるくらい。
でも、あまり気にしてなかったんです。
が、先ほどの修理箇所にもありました、水栓金具を交換した時にリフォーム業者の職人さんが・・・
「こりゃ施工方法をごまかして施工してるから、水が回ってこうなったんだと思いますよ。」
「うまい事ごまかしてるから新築の時には、わからなかったでしょうが、これ完全に施工ミスです。」
「この部分、腐ってダメになりますよ。」
仕事柄、信用できるリフォーム屋さんを知っていてよかったです。
新築から20年以上経過して分かった施工不良です。

チョット大雑把過ぎですが、断面図を描くと、こんな感じです。

手順の後先を間違えて 施工して、やり直しせず 、そのまま工事を進めて、すき間をコーキングで埋めてごまかした んですね。

結局その部分もリフォーム屋さんに修理してもらいました。
大手住宅メーカーの保証期間 は既に切れていますしね。

不動産情報を見ていると、リフォーム済みやリノベーション済みの物件も多く見受けられますが、新しい材料で囲まれた空間は、当たり前ですが綺麗に見えます 。
しかし、その物件写真でもわかってしまうほど酷い施工不良の物件も多くあることも事実 です。

現場では「気分や性格や気持ち」がある人間が工事しています。
技術の差もあるでしょう。
出来上がりの綺麗さもありますが、性能や品質が維持できるような施工をしてもらいたいものです。

最低限、責任の所在がわかるような仕組みがあると安心できると思います。
人間だれしもミスはありますが、下請けの場合、逃げてしまうようじゃ困ります。

大きなローンを組んで、家族の幸せのために購入した不動産ですから、しっかり施工してもらいたいものです。